ハウスメーカーで家を建てたら納期はいつくらい?

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中古物件や建売住宅であれば購入後にすぐに引越しをすることができますが、注文住宅の場合は土地の選定・ハウスメーカー選びからスタートしなければなりません。このため、最初に計画を立ててから実際に新しい家に住めるようになるまでには長い期間が必要になります。これからマイホームを建てることを計画している方は、ハウスメーカー選びをしてから実際に入居するまでの一連の流れを知っておくと良いでしょう。

注文住宅に入居するまでの一般的な流れ・期間ですが、情報収集・ハウスメーカー選び(1~3ヶ月)、土地さがしや建物の設計・プランの決定・契約(3~6ヶ月)、建築工事(3~6ヶ月)です。完成後に検査が行われてから引き渡しされ、引越しをするという流れになります。実際に現場で工事が行われるのは3~6ヶ月ほどですが、建築工事以外の準備や完成後の検査などのために5~10ヶ月ほどの期間を費やすことになります。ハウスメーカーと契約をしてから完成した住宅が引き渡されるまでの一般的な納期は、8~12か月くらいです。

現場で工事が着工してから家が完成するまでに要する工期は、建物のサイズ・建築工法・ハウスメーカーごとに違いがあります。30~40坪の一般的な戸建て住宅の場合ですが、ユニット系のハウスメーカーだと1~2ヶ月、パネル系のメーカーだと2~3ヶ月、在来工法やツーバイフォーであれば3~4ヶ月くらいです。鉄骨系の建物や設計事務所に依頼する場合は工期が長くなり、着工してから完成までに要する期間は半年くらいの工事期間が必要になります。建物の構造や建築を依頼する会社の種類ごとに工期に違いがあり、納期までの期間が長くなることがあります。

ちなみに現場で行われる建築工事のおおまかな流れですが、まず最初に着工前に現場で地鎮祭が行われてから、建築工事が開始されます。住宅建築の流れですが、まず最初に土台や柱や梁など建物の基本構造が作られて、骨格が完成したら屋根・壁・床・天井などが作られます。建物がある程度できたら内装工事が始まり、電気・配管工事・内装仕上げ・外構工事なども進められて完成となります。

家の最上部には屋根を支えるために棟木(むなぎ)が取り付けられていて、一般的に棟木が出来た段階で上棟式が行われます。上棟式では関係者(施主・工事関係者・大工さんなど)が現場に集まって顔を合わせるので、コミュニケーションを図るための大切な機会といえます。竣工式は住宅が完成して引き渡された後に行われる儀式で、神職を呼んで神様に工事が無事に完了したことの感謝を伝え、新居を清めて住人が末永く健康で繁栄することを祈願します。

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